「うつ病とうつ状態は違う。辛い経験をした人がうつ状態になるのは自然なこと」
ってせんせいが言っていらした。
うつ状態=病気のように思う風潮があるけれど、健全な人だってうつ状態にはなる。
時には辛くしんどく死にたくなることもあると思う。
うつ病じゃない=健康で人並みに動けるはずと思う人もいるけれど
それは「妊娠・生理は病気じゃない」と似た理屈で、病気じゃなくても辛いことはたくさんある。
病気だから休んでいい、病気じゃない場合はダメというのは認知の誤りの代表格だけど
こういう思考パターンはうつ状態に繋がりやすいけど、うつ病が原因とは限らない。
「この程度で辛がってる自分はおかしいのか。人ってこんなもんなのか」
と悩むのは生い立ちや考え方の問題で、うつ病が完治しても別枠で課題になるのだと思う。
どっこも怪我してないのに痛いのが病気で、怪我して痛いのは病気じゃないけど怪我だから痛い。
痛きゃ休む。どのくらい痛いかは他人にはわからない。動物は診断なんかしないだろう。
