id:kutabirehateko
くたびれ はてこのことを語る

「朝、実母にLINEを送ったら家電と携帯に実母からの番号で無言電話が何度もかかってくる。他人の手に携帯が渡ってるのかもしれない」
「俺がかけるよ。待ってて」

~数分後~

「お母さん電話出たよ。お盆に一緒に食事しようって」
「じゃああの無言電話はやっぱりママだったんだ・・・」
「電波が悪かったんじゃない?」
「周りの音は全部聞こえてたし、先方の息遣いも聞こえてたよ。でも一言も喋らなかったの。そう言ったよね」
「そう?でもちょっと雑音してたし聞こえづらかったよ?」
「一言も喋らなかったの。一言も喋らないで何度も電話をかけてきてたの。だからおかしいと思ってもちおに言ったの。そうだったでしょ?」
「そうだったっけ。でもお母さんは大丈夫だったよ。食事をご馳走するって」
「ねえ、ママがわたしに無言電話を何度もかけてきたこと、おかしいと思わないの?」
「電波が悪かったんじゃない?」

異常事態を異常と思わない魔法にかかってあっさり二度と会わないを取り下げているもちお。
電波障害ではなく意図的な嫌がらせだということ、また娘に無言電話をかけてくる母親は普通ではないと理解するまでしばらくかかった。
会わないでいる間は「二度と会いたくない」などと強気な発言をするも、会うと100%手玉に取られてサイコパスな嫁実母と一緒に嫁を八部にする側に回るため、人が二人以上集まったら娘を仲間外れにすることを何よりの喜びとしている姑にたいへん気に入られている。嫁がキレてその場を離れるともれなく姑の側に残るので、娘婿は娘より姑を愛しているという姑の勘違いを増長させている。