ろくでなし子さんへに敬意を表して女性器を俗称で書かせていただきます。
昨日ね、快楽亭ブラックさんの噺を聞きに行ってきたのね。
で、噺の中でおまんこおまんこほとほとほとって超連呼するわけ。
私はその話に至るまでの過程ですごく考えさせられるところがあったのね。
何がこの人をそうさせたのかなとか。けっこう茨の道なんじゃないかなとか。
だから真顔で聞いてたと思うのね。姪の人権作文についても考えてたのね。
ところが打ち上げに来てた男らがね、まあ二人とも福岡男だったんだけれども。
「師匠、こないだ清楚系の女の子が二人、舞台のこちらとこちらにいたでしょ!」
とか言い出したわけ。もう嬉々として。
「そう?」
「ええ、いたんですよ。それで俺、おまんこのところでどうするかなって見てたんです!」
「俺も!見てた見てた!笑うかなって!」←めっちゃ得意気なゲス顔
「ああいうところで女の子が恥ずかしがるのを見るの楽しみですよね!」
「男と女で来てると、男の方は笑って女の方は恥ずかしがるかなって思うんだけど、こないだは逆でした!」
そして二人はゲスゲスと笑い声を上げて得意そうにしていたわ。
おまえら落語聞けと。おまんこくらいで大喜びしてるなと。
てか客席にセクハラするためにブラックさん、おまんこ連呼したわけじゃないでしょうと。
むしろあらゆる既得権益に対するレジスタンスの一環として男性優位も攻撃してんじゃん。
どうしてあいつらは女性器が男性のために存在する恥ずかしい物だと思ってるのかしら。
ていうかね、わたしの隣でそれを大声で言うことでわたしにセクハラもしてるわけよね。
セクハラを男の愛すべきかわいいいたずらかなんかだと思ってるのよね。
初対面なのに当然みたいにお酌させようとするしね。
してほしかったらしてあげなくもないけど、注意されるいわれはないのよね。
わたしは田中圭一さんの漫画がすきなんだけど、
「はてこさん、そういうのダメじゃないの?!」
って言われたことがあったのね。
わたしは潔癖に性を拒絶してるわけじゃなくてよ。
女子供を蔑視してドヤ顔だったり被害者面だったりする作品を恥も外聞もなく愛でてる馬鹿が大嫌いなだけなの。
言っておくけど、そいういう下卑た性癖を持つ人が嫌いなんじゃないわよ。
それを社会的に保護してもう権利があると思い込んでる馬鹿に呆れるだけ。
