南果歩が「子供を奪われた苦しみ」の復讐をしようとしたなら、実の子だと勘違いしてあの連れ子を殺しただろうと思うんですよ…。でも、それは「自分のための復讐」ですよねぇ。純粋に子供の仇討ちだから本人を殺した、別に苦しませることもなく、怖がらせることもなく。
端から見れば、復讐すると決めたことで2年間生まれ変わったように生きてきたわけだから自分のためだろうとも思えるけど、決して自分の人生を生きていた2年間じゃなかったと思うのです。むしろ子供を亡くして苦しんでいた、その前の10数年の方が、本人の人生だったろうなぁと。
聖戦だったと思います。(いい意味じゃなく、狂信的にというか不純物なくというか、です)
相棒のことを語る
