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しのぶのことを語る

まだ新幹線が東京ー博多を結んでいなかった昔のこと。東京へ向かう寝台車で、変な音に目を覚ました祖母がベッドのカーテンを開けたら、上の寝台で寝ていたはずの私が通路で眠っていたそうです。祖母の向かいの下の寝台の学生さんが、私と上下を替わってくださったそうですが、その間私は一度も目を覚ましませんでした。