句会の話
今日の句会は、参加者27名に先生がお一人、一人三句投句で三句選、先生は入選三句に秀逸、特撰一句ずつ選ばれました
私は先生には取っていただけず、互選で初詣(0)、水底(1)、月(2)でした
それでも、先生からは披講と添削がいただけるので、嬉しいです
以下、先生の評
初詣山の端遥か煌めけり
・情景がわかる
・「遥か」は「遠く」でもいい(確かに、煌めくっていう仰々しい言葉を使っているから、それに遥かは大袈裟だったかも)
・「煌めけり」は「煌めき」の言葉はいい、「煌めける」も、あり(初◯◯と“けり”の詠嘆の相性がいいと聞いて、けりにしたのだけれど、「ける」の方が今まさにそれを眺めているかんじでよかったのかも)
寒鯉や水底の底さらに底
・いい
・水の澄んでいる様子、水の厚み、池の底深さ、読み手の視線を誘導しているのがいい
・“や”の切れがよく、中七下五がゆったりしていていい
・形がきちっとできている
類想句がいっぱいありそうと思いつつも、自分としてはとても気に入っていたので投句したので、嬉しかったです
“さらに”を他に言い換えたりも考えたけど、凝らない方がいいかなぁと思って、“さらに”にしました
寒鯉や月を映して動かざる
・情景がよくわかる
・動かざるというような否定の表現は俳句では難しいけれど、これはよし
否定表現はあまり馴染まないと知らなかったので、そうかぁと思いました
この句では、「月を映して」は結構月並みだし、きれいなだけなかんじなので、下五で動かざるっていう言い切りをしたのだけど、ぎりセーフだったのかなぁ
他の方の句は上げられないので、先生の指摘をいくつか
・真っ白とか真っ暗とか真上とか、“真”は使うのが難しい。“真”は推敲の時のチェックポイント。
・比喩、擬人化をした時は、それがわかる言葉遣いをすること
・自動詞他動詞の使い分け(誰かがいるみたいな動詞の使い方はよくない)
・同じことをいう場合でも言葉の選び方、大切
・連体形にするのか、連用形にするのかで繋がりが変わったりとか
・地名(固有名詞)が成功しているかどうか
あとは、「形がしっかりしている」「この形はいろいろ使える」というのを説明してもらって、「プレバト!」で梅沢さんが習得しているっていう形っていうのはこういうことかーと納得したりしました
たくさん句を読んでいればわかるのかもしれないけれど、その句、その句を読むのに精一杯で、そこに共通していある形とか技術までは全く目がいかないので
いわれてみると、言葉の対比や対応関係がわかりやすくて、それは形ができあがっていて、読み手に負担が少ないからなのかなぁと思ったりしました
もっといっぱい解説があったのだけど、元の句なしでは私には説明しきれないので、おしまい
