自転車+椿の変遷
最初は
紅つばき小さき自転車かごの中
何が何に係っていて、どこに何があるのかわからなかった
直した
落ち椿自転車カゴに紅ほのか
最初の句では椿は落ちたのではなく入っている状態にしたくて「落ち椿」は使わなかったのだけど、何がどこにをはっきりさせるために使った
カゴのカタカナ表記は「落ち椿」「自転車籠」が鬱陶しいと思ったので、「ほのか」にしても追いつかないごちゃごちゃ感
けれども、カタカナもなぁ…と思っていた
そしたら
自転車の籠にくれない落ち椿
と先生が添削してくださった
落ち椿を句頭に持ってくると、動きが露になっちゃうけれど、最後に置いたことで「落ちた結果として存在する」かんじになって、すごくいいなぁと思いました
静かになった
自転車と籠を分けたので、はっきり籠って出来たし、くれないを平仮名にしただけで書かなくても仄かになった
物がどこにどうあるかも、漢字と平仮名も、動的じゃなくて静的にしたかったところも、クリアになって、すごいなぁぁ!って思いました
ここまで整うと、むしろ元々の光景がここまで言っていただくほどのものではなかった…っていうのが明らかになって切なくもあります
今日の先生は作句の意図とかは、わからない場合以外は特別質さない方で、この添削も何の説明もしなかったのに、こういう風に仕立ててくださった
すごいなぁ…
これからは、せめてもっとちゃんとした光景を拾ってこようと思う吉宗であった
