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雪杯×すのう!のことを語る

⒊11の句について

自句自解ダメっていうけれど、追悼句なので

震災の後、被災地で幽霊の目撃談が多くあったという話を、ある大学の研究室が調査して、報告書をまとめているんです
タイトルは忘れちゃったけれど、書籍化されていて、私は図書館で借りました
幽霊を語ることで亡くなった方の無念や、残された方の幽霊であっても会いたいという悲しみを共有し、わずかでも心の傷を癒す、無意識に行われる救済の行為ということだったと思います
震災の後、山形の親戚の家を訪ねた時、そこの親族は驚くほど平穏でした
けれど、その足で宮城の親戚を訪ねた時、話題になっていたのは、まさに海辺で見られる人魂のことでした
内陸部で直接的には大きな被害のない場所だったにも関わらず、人づて人づてに、そういう話が伝わり、みな語っていたのです
幽霊も人魂も、誰かにとっての愛おしい誰かであり、いつまでもそうであり続けるのだなぁと思うのです