役所回りを終え母と別れたあと、ひとりで親戚の家に行ってきました。
おばあちゃんの義理の弟の家。
昔の人ってきょうだいの年が離れてたから、おばあちゃんがお嫁に来た頃、伯父は小学校入学前だった。
年の離れた長兄(私のおじいさんになる・会った事ないけど)に怒られるたび、おばあちゃんにかばってもらい、宿題を見てもらい、息子のように育った。
言葉的には私からはじいさんなんだけど、私は若く日本人は慣れした美貌の彼をおじさんて呼んでいた。
彼には私と9つ違いの娘が居て、私はずっと彼女を従姉だと思ってた。
現実には母の従姉なんだけど、私は母方には自分より年上のいとこはいなかったんで、きょうだいのいない彼女にはよく可愛がってもらってた。
先日、久しぶりに食事に行って、お互い・そしてお互いの親も年をとったなあ・・・って話になった。
彼女は私の母の言動になにか感じるところがあったようで、「やはり病院へ連れて行く段階に来てると思う」と、彼女の父親に相談してくれてた。
今日、伯父に会って現状を話すと余りのことに絶句。
しかし、自分は男だから話をうまくもっていけるかわからないってことで、彼の姉、母にとっては叔母に話を通してくれるとのこと。
母は子供のいない叔母に甘えるのが大好きで、今も年に何回か東京の叔母を訪ねては、接待してもらってる。
また、来月あたり行くらしいんで。「そんなに辛いんなら神経科を受診してみてはどうか」って話をふってもらうことに。
私たちが言っても逆上するばかりで、母に影響力があるとしたら叔母ではないかと鳩首会談。
今日もね、書類を集めるために各所回ったんだけど、「じゃ次市役所に行くよ」と運転してると「次はどこ行くの?」
市役所行ったのに「市役所行くって言ったじゃん!」
書類に自分と父、おばあちゃんの名前を書けば、自分の名前の書類を二枚書く。
どうもね、認知症に始まりとしか思えないんだ。
出かけるって言っても、まず上着が見つからない・バッグがない・バッグは見つかっても財布がない これが毎日なんだもん。
お昼ごろ眠くて気分が悪いって言うから、聞いてみれば「朝5時まで眠れなかったから睡眠薬を飲んだ」
そんな飲み方ダメだって言っても、何度でも繰り返す。
それで車運転しちゃうんだもん、あきらかに道交法違反だけど、見張ってるわけにもいかないし、聞かないし。
私もどうも出来ないで困っちゃうんだよ。
早くに治療を始めれば、進行は遅く出来るし本人も無駄にイラつかなくて済むだろうし。
なんとかこの計画がうまくいきますように。
今のままじゃ、家族だけでなく他人に危害を加えかねない。
体の通院は大好きで、週に何回も行くのになんでなんだろ。
ひとに「それは欝だって言われた」なんて話は得意げに大声で聞かせてみせるのにな。
なんにしてもこのままじゃ完全に崩壊してしまう。
うまくいきますように。
