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ゆきのことを語る

実家にて

お昼を済ませ、おばあちゃんもお昼寝体制に入ったんで、私も二階の自室に引き上げる。
窓際のベッドでごろごろしながら本を開く。
裏山の木が強い風に揺れてごうごうと音を立てる。
婚姻中、実家に帰って来るとこれが懐かしくてせつなくて、目が覚めたら子供の頃に戻っていたらいいのに…といつも思っていた。

子供には戻れなかったけど、今は目が覚めても安心。