母は父の具合が悪いと、鬼の首を取ったように、ほら自分の言うこと聞かないからよ!って騒ぎだす。
だからってなにか世話をするわけではなく、どうせ自分の言うことなんか聞きやしないから勝手にすりゃいいわ!と言い切る。
母は自分の経験した肺ガンを父のせいだと言い張り、もう問題がなくなった今も、咳が出たとレントゲン、頭が痛ければCTと検査に依存している。
誰かが頭が痛い腰が痛いなんて言ったら、それは重大な病気の兆候、すぐに精密検査をうけるべき!○○病院?そんなとこだめだめ!大きな総合病院じゃなきゃ!と、自分の通い詰める病院アゲ。
結果、そんな母の言動にみんなうんざりして、病院なんか行くものか…と逆ベクトルが働く。
正直私も、いたわりと同情を要求し、見苦しく騒いでひとを不快にし、世界で病人は自分一人かのように自分を大切にしろと振る舞う母を見ていると、病気が発見されるときには末期がいいなと思ってしまう。
父の通院先の病院もあんなとこ行ったって無駄よ!と言い切り父を怒らせた。
もう父は何があっても母の推す病院には行かないであろう。
こういい間に入って、これ以上の騒ぎが勃発しないように調整するのはものすごく疲れる。
母は自分に異を唱える者はみんな敵だから、何か言ったらものすごい勢いで攻撃してくる。
でも、自分のこと以外はなにもしないから、自分の思い通りにならなきゃ自業自得で切り捨てる。
だけど自分は自業自得とはならないらしく、要求ばかり。
あぁ、誰か一緒に考えて欲しい。
私一人には荷が重すぎる。母のことは正直どうでもいい。
父と祖母が心配。
毎日朝が来るのが怖い。
兄か姉が欲しかったと思ってしまう。
