【知らんがな】
自分が二十代半ばの頃って何をしていたかなぁと思い出す。
家で夕飯食べるのなんか、週に一日もなかった気がする。
毎日仕事は遅かったけど、特に営業しなくてもお客さんはやってきて、契約も順調。
はっきり言って件数こなせば、朝礼が住んだら家で寝ていても文句を言われないような仕事だし。
私はまだ当時の社内では珍しい、女の営業だったから、わりとお目こぼし的にうるさいことも言われず。
そんなんで、仕事中に仲良しの営業マンと軽井沢へ遊びに行ったこともあったなぁ。
初めての海外も報償でいったんだった。(でも全社あげても女ひとりで寂しかった…)
終わればデートに、友達に、会社の同僚たちとご飯食べて飲んで。
職場は男性の方が多くて、しょっちゅう飲み会があって、終わるのはいつも三時。
それから帰って寝て、次の日仕事に行っていたのは若さゆえよね。
でも、眠くなくて、寝る時間なんて惜しい気がしていた。
休みの日に家に居たら損した気になった。(ここは今も変わらない)
あれから幾星霜…飲む機会も遊び歩く機会も減ったけど(そもそも遊び方が違う)、そのぶんすごく濃密。
毎日ビールを飲んでたような日々から、たまにどっしりした赤ワインや香りの強いブランデーを飲むようなそんな日々。
どちらも楽しいし、どちらも経験ができてよかったなと思う。
あの頃に戻りたいとは思わないけどね、懐かしくはあるな。
