先ほど父の実家に行っていたのだけど、近くまで行った時に足取り軽く歩くミニダックスを散歩させているおじさんがいた。
狭い道だから、車が見えるとひょいと抱き上げて通してくれようとしたんだけど、すれ違いざまに見れば、ダックスじゃなくて猫!
そして抱いているのは父の実家の叔父!
八歳になるトラさんは近所で有名な散歩猫でドライブ猫。
叔父が車に乗ろうとドアを開けると、するりと乗り込み、ダッシュボードに座ってどこにでも一緒に行く。
実家にもときどき一緒にやってくる。
散歩好きとは聞いていたけど叔父を従えて歩いてる姿は、遠目にはまったく犬であった。
四時になると木戸口に座って、叔父が出てきて散歩に連れて行ってくれるのを待っているそうな。
もらわれてきた当初は、出入りは勝手口の土間までと決められていて、私が叔父宅に行っても土間のベッドにいた。
数年後、徐々に勢力を拡大し、日当たりのいいリビングでぬくぬくするように。でも寝室もリビング。
そして現在は叔父の布団で一緒に寝ているそうな。
夜中にトイレに行きたくなると、叔父のひたいか鼻にキスをして起こし、ドアを開けてもらうんだって。
野良出身のトラさんのトイレは家の外にあるので、叔父に出してもらって用を済ませたら、従弟の部屋の窓に行き入れてもらうんだそう。
待たせるのは忍びないと?
叔母が買い物に行くときは、買い物だから待っててねというと、帰宅するまで玄関の同じ場所に座って待ってる。
頭のいい犬の話は聞くことがあるけど、猫のこの利口さはなんなんだ。
八歳だけど相変わらず小娘のような顔をして、小さくて可愛いトラさん。
長生きしてね。
車に携帯置いていっちゃって写真が撮れなかったのが残念である。
