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ゆきのことを語る

私自身も信じているとは言いがたいし、でも、信じないとも言いがたい、そんな話。

身近な友達ふたりが、実は見えたり感じたりするひとだった。
最近になってカミングアウト。

ひとりは感じるくらいだけど、もうひとりははっきりと見えているらしい。
前から時々、あれ私そんなこと話したっけ?と思うことがあったんだけと、そうか、見えちゃったのね。

絶不調だったとき、友達は私に、気持ちの持ちようや物の見方の変えようとアドバイスしてくれていたのだけど、するとその「私のうしろのもの」たちは、友達の首を絞め、余計なことをするなと言っていたそうな。
ああ、首を絞められてまで、私を何とかしようと思ってくれるひとがいたなんて。
事実、その時期彼女はいつも調子が悪そうだった。
疲れた顔をしていた。

最近になってようやく、「初めて邪気を持たないひとが来てるよ」と。
なに?今までそんなにひどかった?と聞くと、「ひどかった。多いときは五体くらいつれていた。元人間も人間でないモノも」と笑った。

今でも半信半疑な部分はあるけど、どうも、この世界には私の知らない見えないなにかがあるようだ。

そして、そんなひとたちが身近にいたこと、私の限界時に突如かかってくる電話。

どうやらこの世には私の知らないもうひとつの世界が混在していれさるらしい。

そちらがわには行かないけど。
私には見えない感じないものを認めるだけの、懐の深さはあるつもり。
心に柔軟さを持ちたい。別に彼女らが、私をどこかの団体に連れていこうとするわけでもないし。