id:yukee-ane
ゆきのことを語る

本棚は見切りをつけて、部屋の隅に放置したまま寝ることにする。

次にこの部屋を尋ねてくるひとの手に委ねられるでしょう。

この数日、ひどく不安定で仕事しながらも、ついうっかり泣きそうになる。
風の音が強くて不安を煽るので、今夜はもう寝る。
いつになればこの不安から解き放たれるんだろう。

何を見ても聞いてもつらい。
そして、自分の馬鹿さを呪う。

一枚一枚薄紙をはぐように楽になれることだけを祈る。