四十九日の席で、白木の位牌や塔婆は、骨壺を入れていた木箱や白絹と一緒に焚きあげるようにと、お坊さんより指示があったので、さっき弟としようとしたのだけど、風が強くて断念。
本当の四十九日は来月なので、そこまで延期するかと。
名前がわからないけど、一週間ごとにひっくり返すあれも、まだ返しきっていないし。
骨壺は割って不燃物と言われたけど、それも嫌で、小さくして自分ちの墓地の一角に埋けた。
敷地は広いので、まあなんとかなる。
何代か後でバレそうだけどさ。
しかし、ひとが亡くなるってその後がわからないことばかりね。
骨壺の処理なんか考えもしなかったわ。
さて、怒られそうですが、うちのお寺のお坊さんは目鼻立ち整った美坊主。
代替わりしてまだそれほど経っていない。
若くて声も声量も素晴らしくて、お経を聞いていてありがたい。
マスクをしてやって来て、「すみません、私花粉症で・・・」はご愛嬌。もちろん法事が済むまでははずしていたけれど。
若くして連れ合いを亡くした叔母が、うちのお葬式をお願いに行った時には、まだ庭を飛び回っている子供だったのに・・・と笑っていた。
