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ゆきのことを語る

【昨日の夢】
もう付き合いの途絶えてしまった友達から電話がきた夢を見た。
「おばあちゃんが死んじゃったの」
彼女におばあさんはもういなかったはず・・・と思いながら、「会いに行くね」と返事をする。
通夜の席に行くと、そこにいたのは彼女の母親。
子供がいるから母親のことをおばあちゃんと言ったのかと納得する。
通夜の席から離れると、何故か私の会社の同僚が、誰かを頼んであげた方がいい。あの家にはまともに準備のできるひとがいないと言う。
亡くなったお母さんと友達と弟の三人家族。(彼女の子供たちは別れた夫側にいる)

言われてみて思い出したけど、彼女にはまともに働いたことのない弟がいた。(リアル)
彼女自身もきちんとした職についたことがほとんどないのだった。(リアル)

彼女の母親は実業家で、若くして夫を亡くしたあと自分が働いて生活を成り立ててきたから。
その母親を支えていたのはすでに亡くなったけど、かなり有力なスポンサーでそれもあって余裕のある生活をしていた。
はずだった。(リアル)

同僚が私に言うには、その弟がお金をもって逃げたと。
友達は芸能プロダクションにいて、グラビアアイドルやりたがってる言う。(実際にできそうなくらい、友人は美人。ただし、歳は私より上)

いくら美人で若く見えてもそれは今から無理だろう・・・。

ああ・・・と、私は思った。
頭がよくて美人なお母さんだったけど、子育てには成功しなかったのだな。
そして長らくのパトロンがいなくなったあとは、こんなにも凋落してしまうのか。
いくらお金があっても、どんなに長い付き合いでも愛人なんて約束があるわけでなし、当人がいなくなったらあっという間にこんなにみじめなものか・・・と。

こんなことを思って申し訳ない気持ちと、シビアな現実を見せられたようで横たわるお母さんの顔を見つめるしかないのだった。

目が覚めてから、スポンサーが数年前に亡くなったのは新聞で知っていたけど、こんなリアルな夢を見るなんて、友人宅になにかあったのだろうかと思って、なんだかあれこれと考えてしまったのだった。

あんまりにもリアルな夢だったので。

連絡をしてみようかと思ったけど、やめておく。