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ひとりごとのことを語る

幼少の砌、母に連れられて街に出るのが苦痛であった。
母が人にものを尋ねる時必ず「田舎者ですから何も知らなくて」と付け加えるのが嫌でした。
初めて入った喫茶店のトイレの場所なんて、都会の人だって知らないよ。