昨日は実家の母と、父が生前に会いに行きたがっていた、伯母（父の姉）が入所している老人ホームに面会に行ってきました。
92歳で亡くなった父の姉は94歳です。足腰は弱っていますが、頭ははっきりしていて、いろんな面白い昔話を聞かせてくれました。
昭和の初期に国の払い下げの土地を求めて家族で岩手県宮古市から北海道に入植したくだりはおもしろかったです。
木を切り藪を焼いて耕した話、焼いてくすぶる火の上を飛んで遊んだら母親（私の祖母）に怒られとか。
今は何でも手に入る豊かな時代ですが、伯母や父が若い頃は戦争の時代でものを大事に、今日はどんな倹約をしたかを学校で先生に聞かれたそうです。
今の世の中の使い捨てを見るともったいないと思うそうです。

伯母は結婚はしたけれど実子を持たなかったので、義理の妹（私の母）や姪（私）の面会をとても喜んでくれました。葬儀には来られなかったので父の最期の様子やiPhoneで撮影した遺影を見せてあげました。
普段開かないお経の本を手にしたら、父が亡くなったと知らせがあったので、虫の知らせか父が会いに来たと思ったそうです。

今の伯母の目標は100歳過ぎまで生きて北見市で一番長生きした人になるそうです。伯母かわいい。