[父]
昨日昼に病院に行った姉から父が個室に移って、こわい、寒い、頭が痛いと言ってご飯も食べられないと聞き、心配で夕方に車を走らせました。
18時半頃病院に着くと、父がベッドに座りお粥の晩ご飯の最中でした。
あら、座れているし、お粥も少し食べた後があり、会話もはっきりできました。
肺炎を起こしていたのが抗生剤の点滴と酸素吸入で症状が改善して食欲も少し出たようです。
食べられるのなら安心だと胸をなで下ろしました。
話はここからです。
食べられるなら少しでも多く食べて欲しいと思い、スプーンで口に持って行くと、プイと横を向いてもう食べなたアピール。そんなことが二回続きもう食べたくないのだなとおもったら、父が自分でスプーンを持って二口食べました。付いてきたゼリーも飲み込みました。
横で見ていたまめ夫さんが後から言うことに、娘に食べさせてもらわなくても自分で食べれるとアピールしたかったんだと思うと。でもそれがなかったらもう食べたくなかったけど、いいところを見せようとしたと思うと。
年を取ると子供に返るとよく聞きますが、まるで2才か3才の子供のようで、そんな父とのやりとりが楽しくて気持ちがほんわかしました。
食べた後は前日寝られなかった疲れか寝てしまいました、看護師さんが言うには家族がそばにいるので安定していると。
峠を超えたようで一安心しました。でも予断は許さないかもしれません。高齢ゆえ。
