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残業(トナカイ)のことを語る

[こんな夢を見た]
麻雀の卓を囲んでいる。
コタツのような脚の短いテーブルなので、きっと誰かの家なんだろう、と思う。
 
他の三人の顔はぼんやりしてよく判らない。
下家はご婦人らしい。
 
何か力が入らない。
他所のお宅で、姿勢を正したいのに背筋をしゃんと伸ばせない。情けない。
 
対面の人がサイコロを振ってそのまま親になった。
手を延ばして豆腐みたいな牌を四つつまむ。
 
次の瞬間、
卓に突っ伏していた僕はがばと起きた。
サイコロが手元に転がっている。
 
聞けば、南三局に入って3時間ほど寝入ってたらしい。
時計をたしかめるが、入眠した時刻が判らない。
 
なんだおぼえてないのか、と上家の人が笑う。この人は男の人だったか。
起こして欲しかったな、と頭の中で思うと、
よく寝てらしたから、と下家のご婦人が優しく言った。
 
考えを読まれたことと他所のお宅に迷惑をかけたことで、急に恥ずかしくなった。情けない。
それと、三人は僕が寝ている間に何か推理合戦みたいなことをして盛り上がったに違いない、と確信した。きっとそうだ。加わりたかった。
 
対面の人が、ほら君の番ですよ、と言って、
ここで目が覚めた。