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残業(トナカイ)のことを語る

この間。缶コーヒーを買うべくコンビニに入り店の奥へと進むと、浴衣を着た3才くらいの女の子がドリンクの棚の一番下の段からお茶のペットボトルを引きずり出そうとしていた。
自分の目の高さほどにあるキャップを両手でつかみ体を斜めにしてボトルを引っ張るが、2リットルのおーいお茶は一向に持ち上がらない。
彼女は堪りかねた様子で、一人で大きなカブでも引き抜こうかという姿勢のまま、近くでスマホをいじっていた母親に助けを求めた。

(゜д゜)<ママ!お茶!お茶が飲みたいの!お茶買って!お茶!

J( 'ー`)し<お茶?あーーこらこっちの小さいのにしなさい!それ持てないでしょ

(゜д゜)<お茶!お茶!(グイッグイッ

母親は300ml?くらいの短いペットボトルのお茶を棚から抜き取り、娘に手渡した。

J( 'ー`)し<ほらこれにして

(゜∀゜)<わーお茶ー!

J( 'ー`)し<パパのところに持ってって買ってもらいなね

少女は振り返り、このやり取りのそばでぼんやり缶コーヒーを選んでいた僕のふとももに向けて小さなペットボトルを勢いよく差し出す。

(゜∀゜)<お茶!!(シュバッ

( ´-`)ビクッ

J( 'ー`)し<それじゃない!

それから少女は父親を探して走り出して、母親はスマホの画面に視線を戻した。僕も缶コーヒーを取ってレジに向かった。

店の外に出ると太陽がとても眩しくてアスファルトは地獄のようで、買ったばかりのコーヒーに口をつけてから、母親の言った『それ』が僕を指していたことに気がついた。