私はわりと人とめし食ってるときに目の前のめしの話しかしない めし食いながら延々と世間話する人たちを少し羨ましく思っていたりした だが、今日、わかった 目の前の鮨がどんな風に美しく捌かれ握られているか、使っているわさびは、上に盛られた塩は、口に含んだときの香りはどうだ、歯触りは、温度は… そんなこんなをじっくり噛み締めて味わい、言葉にして同席者と共有したい それが私にとっては食べ物を100%味わうということなのだったのだ