息子との会話にガルパン映画のことが出てきたわけですが、
息子曰く、評判がいいから見てみたい反面、「ガルパンはいいぞ」という中身のない感想しか見当たらないので心から「見たい!」気持ちが湧き上がらないとのこと。
「ストーリーパートがほとんどなくてずっと戦車が戦っているだけなのに面白い。
戦車と戦車の戦いに、これほどバラエティに富んだ戦術があるのか、と驚かされる。
明るい空の下で、引きのアングルで見せるカットが多く、バトル物などにありがちな観客を混乱させる要素が少ない。
この地形に陣取ることで戦車の特性がこう活きてくるのか、こういう使い方をするのか、と腑に落ちる快感がある。」
と、私の感想を述べたところ「そうそう、そういうのが聞きたかった。見たくなってきた」と息子。
「ガルパンはいいぞ」は様々あるがひっくるめてそうとしか言いようのないさまを表す名言ではあるけども、息子のような、特にファンでもない、ちょっとくらいは興味ある層を「ひいた」状態にさせる内輪の符牒に過ぎないことは覚えておいたほうがいいよなあ。
