お客さんが来店するなり、指先にひょう疽ができたと宣言。
午前中に医者に行って二度目の処置をしてもらったが、「消毒するだけで後テープ巻いておけと言われて、薬もなーんにも出してくれんのやけど、それでええんやろうか。消毒ったって、何で消毒したらええん?オキシドールは火傷するけんいかん言われたんやけど」
で、病院で巻いてもらったというテープは速攻で剥がしてる。
消毒も、病院に通えということなのに、市販の消毒薬で何とかしようとしていると、しばらくのちに白状した。
「病院はなーんもしてくれんけん、もう行くのやめようと思って。本当に水に濡らしたらいかんのですか?」
私の言葉より医者を信用してください。お願いだから。
「テープ剥がした手であちこち触るというのは、菌を撒き散らしてるってことですよ?しばらくは面倒でも我慢して、お医者さんの言うこと聞いてください。」
「私テープ取ってからお料理しよるんやけど」ヤメロ!!!!!
「顔も洗えんし、面倒で」
「面倒くさがって悪化させて手術になると、もっと面倒ですよ?」
この「病院はなーんもしてくれん」というのは、「水に素手で触れないと髪の毛や顔が洗えないことを解決してくれない」という意味もあるのだろうな(8割は面倒くさいだとしても)。
「髪はご家族に洗ってもらうとか、少々不便ですが片手で洗うこともできます。顔や体は、ビニール手袋の上からタオル製の手袋を被せて、手首をゴムで巻いて洗うといいですよ」とか、何かこちらも焦って考えつく限りアドバイスしたけども。
歩道橋登るのを面倒がって車道渡って轢かれる人みたいだ。
