スケーターたちのいろんな様式が混じったおじぎを見ると、「ああ、まざってるなあ」と思う。
プアな英語の行き交うリンク上で、いろんな文化のいろんな仕草がちょっとずつ間違って伝わっていって、互いに「うーん、ちょっと違うけど、まあいいか」でぐちゃぐちゃになっていく様子を見るのもおもしろい。
ズエワ先生の英語がめちゃくちゃで、スコットが「彼女について以来、ぼくの英語はどんどんひどくなる〜」って笑ってた。日本人スケーターが海外を拠点にしつつ日本と行き来してると、大抵、「れる・られる・せる・させる」が壊滅的な時期を経る。また、同じヨーロッパ出身でも、英語の「You」の使い方に癖の残りやすい地域があるようだけど、伝わらないわけではないのでどんどん流れていく。それを「へえ、こういうミステイクもあるんだ」くらいのテンションで受け止めあいつつ、変なおじぎする。ロシアの音楽家へのリスペクトが強いのが、ロシア人とは限らない、みたいな事態も散見されたりするリンク上で。
雨子のことを語る
