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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 126  帝、かぐや姫の昇天を確かめる

すると、ふしぎなことに、悲しい気持やなごりおしい気持が、かぐや姫の心からすっと消えてしまいました。

姫は、月の車に乗り、百人ほどの天人と一緒に、月の世界へ帰って行きました。
帝の兵士・二千人とおじいさん・おばあさん・使用人たちが、かぐや姫を見送りました。