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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 122  帝、かぐや姫の昇天を確かめる

「さあ、姫。壺に入っている薬を飲みなさい。穢れた地上の物をたくさん食べたから、気分が悪いことでしょう」と、薬を持ち、姫のそばに寄りました。

姫は、その薬を少しなめ、少しだけ薬を形見として残しておこうと思いました。
姫が、薬を形見の着物に包もうとすると、天人がとめました。
そして、天の羽衣を取り出し、無理やり姫に着せようとしました。