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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 120  帝、かぐや姫の昇天を確かめる

「じい、手紙を書いて、お別れします。私を思い出した時には、手紙を読んでくださいね」といって、姫は泣きながら、おじいさんに手紙を書きました。

「私が、人間の国に生まれていたならば、二人といつまでも一緒に暮らせたでしょう。ほんとうに残念です。私が着ていた着物を、形見に置いていくのでみてください。