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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 118  帝、かぐや姫の昇天を確かめる

姫を閉じこめてあった塗籠の戸も、自然に開いてしまいました。
おばあさんは、抱いていたかぐや姫が、籠の外へ出てしまったので、泣いています。

かぐや姫は、泣き伏しているおじいさんのそばに寄り「心ならずも、月へ帰らなくてはなりません。じい、私が月へ帰るのを見送ってください」といいました。