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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 108  帝、かぐや姫の昇天を確かめる

おじいさんは、塗籠の戸に鍵をかけ、戸口に座りました。
おじいさんは、兵士たちにお願いしました。
「こんなにおおぜいの人で、かぐや姫を守っているのだから、月の国の人たちに負けるはずはない。ちょっとでも、空を何かが飛んだら、殺してくれ」と。