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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 106  帝、かぐや姫の昇天を確かめる

「かぐや姫を、ひとめみただけでも忘れることができないのに、長い間かぐや姫と暮らした翁は、どんな気持でいるのだろう」と、心配しました。
 
八月十五日。
帝は、それぞれの役所に命令をだし、中将高野大国を任命し、二千人の兵士を、竹取りのおじいさんの家に派遣しました。