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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 104  帝、かぐや姫の昇天を確かめる

「かぐや姫が、月に帰る」といううわさを聞いた帝は、竹取りのおじいさんの家へ使者を送りました。

おじいさんは、使者に会い、「娘は、八月十五日に、月へ帰ってしまいます」といい、泣いています。
おじいさんは、姫のことを心配するあまり、髪が白くなり、腰も曲がり、泣くために目もただれています。
姫と別れるのが辛く、おじいさんはあっという間に老けてしまったのです。