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かぐや姫のことを語る

かぐや姫 94  帝のお召しに応じないかぐや姫

かぐや姫は、ある年の春頃から、月を見て、物思いにふけることが多くなりました。

「姫さま。月をみるのは、不吉です。二度と月をみてはいけません」
姫に仕えている人がとめるのですが、姫は月をみて、はげしく泣くようになりました。