かぐや姫 56 大伴御行大納言と龍の頸の玉
大納言は、立ったり座ったりして、千回位神様に祈りました。
祈りがきいたのか、やっと雷が鳴りやみました。
でも、まだ強い風が吹いています。
「やはり、龍のしわざだったのだ。今吹いている風は、よい方向に向かって吹いている」
大納言は、船頭のことばも、耳にはいらぬようでした。

かぐや姫 56 大伴御行大納言と龍の頸の玉
大納言は、立ったり座ったりして、千回位神様に祈りました。
祈りがきいたのか、やっと雷が鳴りやみました。
でも、まだ強い風が吹いています。
「やはり、龍のしわざだったのだ。今吹いている風は、よい方向に向かって吹いている」
大納言は、船頭のことばも、耳にはいらぬようでした。