東京電力プレスリリース
東北地方太平洋沖地震における当社設備への影響について【午後3時現在】
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031312-j.html
追記事項のみ抜粋
その後、当該モニタリングカーの測定値は一時的に下がりましたが、再度測定
値が上昇し、敷地境界の放射線量の値が制限値を超えたため、同日午後2時15
分に再度、原子力災害対策特別措置法第15条第1項の規定に基づく特定事象
(敷地境界放射線異常上昇)が発生したと判断し、午後2時23分に通報いたし
ました。
※(1号機)使用済燃料プールの水の冷却方法について、関係箇所と調整しています。
※(2号機)ベント弁の操作を行い、本日午前11時に完了しました。
※(3号機)安全の確保を目的に、原子炉格納容器内の圧力を降下させる措置(放射
性物質を含む空気の一部外部への放出)を行うため、ベント弁の操作を行い、
本日午前8時41分に完了しました(9時20分にベントが成功)。
その後、午前9時25分に、中性子を吸収するホウ酸を含んだ水を、消火ポンプ
により原子炉に注入しました。
また、長時間にわたり、圧力容器の水位が上昇していない状況や、建屋内の線
量が上昇している状況などをふまえると、3月12日に1号機で発生した事象と
同じことが起こる可能性も否定できず、それを未然に防ぐ施策の検討を重ねて
おります。
【火力発電所】
・大井火力発電所(3号機は復旧済み)
【水力発電所】
・すべて復旧済み
