NHKニュースより
帰宅困難者関連情報
JRの首都圏の電車が11日いっぱい運転見合わせを決め、私鉄や地下鉄でも運転再開のメドは立っていません。
都心に通勤や通学している人たちが帰宅出来なくなることから、国土交通省は、バス会社に出来る限り増便するように依頼しています。しかし、バス会社も道路が渋滞するなどして運転を見合わせているところがあり、どこまで増便が出来るか見通しが立っていないということです。
また、貸し切りバス業者にも臨時のバスを走らせられないか検討を依頼したということです。
東京都など首都圏の9つの都県と政令指定都市は、電車などの交通機関が止まったため、
徒歩で帰宅しなければならなくなった人を支援しようと、
コンビニエンスストアの各社が加盟する協会に対し、水道水やトイレ、
それに今いる場所の情報などを帰宅が困難な人に提供するよう要請しました。
東京都は、大地震などの災害に備えて歩いて帰宅する人が休憩したり、
飲み水やトイレを提供したりする場所を「帰宅支援ステーション」として指定しています。
今回の地震を受けて都内で電車などが止まったため、都は帰宅が難しくなった人たちを受け入れる準備を進めています。
このうち「帰宅支援ステーション」に指定されている、足立区の東京武道館などで受け入れの準備が始まっています。
東京都は、地元の足立区から要請があり次第、受け入れを始めるということです。
