【シュガーラッシュ】についてちょっと語る。
自分の生きてきた時代がレトロになるということをこの歳になってやっと理解したというか、今まで自分が思ってきたレトロってのは、本来こういう感覚だったのか、と思わされる映画でした。
レトロってものは時代の変化に合わせて古くなっていくものなので、「レトロのほうがかっこいいのに」と思う若者の気持ちは、歳をとってみないとわからないものなのだな、という感覚でいっぱいになり、ずっとそんな感覚にうるうるしっぱなしという不思議な映画でした。
レトロになるとよく見える部分、最新のほうがいい部分、もちろんあって、どちらのほうが、ではなく、どちらも好きなものを好きだと思っているものが生き残っていけるようなスタイルが一番すばらしいよね、と、そんな当たり前のことに気づく映画でした。とってもよかったです。
・・・が、正直、お菓子の国のレースゲームはビジュアルが甘ったるくて少々イライラ。
さらにヴァネロペは私が30年近く一番苦手とするタイプの主人公であり、見ているとイライラしてくる自分の成長のなさをいかんなく感じさせられることとなり、それがつらかった、ということを添えておきます。
微妙・デル・トロのことを語る
