飼い主の恥だから黙ってたんだけど、私こないだ、犬に唇噛まれた。私はパンを食べており、それを見た犬がソワソワしていたあの日。くれるかな?くれないのかな?おすわり?ふせ?それともごろん?わかった!おねだりかな!何度でもやるよ!(やった)の犬を横目にパンをくわえて寝っ転がったところ、犬、辛抱たまらずパンをパクリ…しようとして、人間の唇まで噛んだのであった。犬、驚きのあまり飛びずさり、パンは私の口に残ったまま、さっと小さくなり反省しきりなのでした。なぜそんな事がわかるかというと、まず本気で人間を噛んででも奪おうとするなら、私は今、きっと喋ったりするのも一苦労のはずだからです。血も出なかった。「人間をかんではいけない」事は理解しているから、触れた瞬間に離して、そこまで執着していたはずのパンにも目もくれず反省のポーズを取ったのでした。
その話を被害者ヅラで夫にしたら、「突っ込みどころがありすぎる」って言われた
せきららこのことを語る
