松濤美術館で猫展も見ようと思って出てきたけれど、ジャック・タチの映画が素晴らしすぎてその影響下から今日中は逃れられそうにないので、区役所とかの事務的な用事だけすませて帰る。
『パレード』は、パントマイムをたくさん演じる監督本人の登場時のファッションは、モカロールみたいな薄茶色の上下に真っ赤なタートルネック、足元は革靴に赤白ボーダーの靴下とめちゃくちゃおしゃれ。客席の人たちも、フラワームーブメント真っ最中で男子も色とりどりのおしゃれさん多数。このおしゃれな人たちを見るってだけでも映画館のスクリーンで見る価値があったなあ。
そうそう、遺作であるこの『パレード』と併映の『乱暴者を求む』もとても楽しかった!二つの作品の間は40年離れているんですよね。
