地震後、お台場という埋立地の孤島に取り残された娘を想い、娘の儚いバッテリの携帯に何度もメールをくれた母。
「帰ってきたら?」→え、札幌に?
「電車止まってる。新幹線で大阪(の親戚宅)行ったらどうや」→だから、電車が止まってます(このとき、レインボーブリッジ封鎖の噂があった)。
「全日空飛んでる」→いや、だから羽田にどうやって行けと。
「築地本願寺開放してる」→会社で一晩過ごすので大丈夫です。
「さいたまスーパーアリーナ開放してる」→会社からの帰り道だと、今住んでる家を通過してます。だったらもっと手前のどこかに避難します。
心配ありがとう。でも、全体的に現実的ではないと思いました。
母のことを語る
