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とれいんろっくのことを語る

最後の曲はThe ピーズというバンドの活動休止直前に出したアルバムの中の曲。
ドラムの吉田くんと、ずっと一緒にやってきたギターのアビさんが抜けて新メンバーでつくったアルバムだが、
  ひきずりたいと それでひとり残った
  忘れたくないと それでひとり残った
  忘れていたいと それでひとり残った
という歌詞は、はるくん自身のバンド活動=The ピーズのことを連想させるし、
はるくん自身も「こんなハズではないと」「まぼろし拾い」だと言い放つ。

アルバム全体を通してこの雰囲気は漂っていて、
「ドロ舟」で「全部自分でまいた種」で「誰かの言うまま黙ろばう くたろう」で、
本当にそれから5年間、バンドは沈黙した。

月面の主 / The ピーズ

今、ライブでこの曲をアビさんのギターで聴けることをわたしは幸せに思う。