現在、神保町は古本まつり中なわけですが、危険なので靖国通りにはなるべく近寄らないようにしています。それでも銀行に行くので前を通った大屋書房のウインドーは、いつもより楽しげな本が開いてあるような。
ところで大屋書房といえば、昨日は興味深いものを見ました。出勤前にいつものように救世軍前ドトールテラスでランチをしていると、低学年の小学生なら入りそうな大きなスーツケースを引いたラテン系っぽい男子がやって来ました。スーツケースのほかにたくさんの紙袋を下げています。
ドトールのテラスはいつもの日曜は閑散としているんですが、古本まつりのせいかけっこう混んでるので、人々の間からこっそり観察。
すると、紙袋のなかを確かめてはにやーりにやーり笑いながら、スーツケースに詰めていくのです。その紙袋のひとつは大屋書房。全部詰め終わると大手町の方にスーツケースを引いて行ってしまいましたが、彼は何を買ったのだろう。
そしてあの笑顔、どこかで見たなあと思いましたが、『西洋骨董洋菓子店』の、ふだんは仏頂面なのに、美味しいケーキを食べるとにんまり笑うおじさんにそっくりだったな。イケメンだったけど。
