マスコミにはけっこう山ヤが多いので、山ヤじゃないマスコミ人でも、調べようと思えば登山の基礎知識はすぐあたれるはずです。そのマスコミに、栗城氏はある意味、「目を付けられちゃった」のでしょうね。さわやかな若者として打ち出し、失敗したら叩くところまで計算に入れ、使い尽くすことを考えているかもしれません。
そうだとしたら、マスコミは視聴者を騙そうとして栗城氏を取り上げているわけですから、彼が山ヤのマナーやルールからはずれていることなどには蓋をして報道するでしょう。
さて、「無酸素登頂」ですが、これは酸素ボンベを使わずに山頂まで行くことを指します。
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つまり、最終テントまで「無酸素」なら(ここは調べてなくて今わからずすみません)「無酸素登頂」は嘘でもマナー違反でもなかった、ということでしょうか?(登山用語として)
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とのご質問ですが、最終テントまで無酸素でも、そこから山頂まで酸素ボンベを使ったら「無酸素登頂」ではないのです。
また、わたしが彼の言葉の使い方で、無酸素よりも理解しがたいのは「単独」という言葉の使い方です。「単独登頂」とは自身で登頂ルートを作って登っていくことであり、先に登った登山者の踏み固めた道や、設営されたロープやテントを使うというような、他者の苦労の上に乗っかるようなやり方は「単独」とは言えないとわたしは思います。
さきのお返事では刺激が強すぎるかも、とリンクを張りませんでしたが、氏について、くわしくはこちらをどうぞ。
http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan/pages/66.html
