そういえば感想書いてませんでした。
……ドラマ自体の感想としては、なんかあんまよく分かんなかったというか好みじゃなかったというか。

主人公はそこそこ頭もお行儀もいい高校生男子なんだけど、
(たぶん今の時期に)神社で巫女のバイトしてる女の先輩に呼び出され、いきなり、「練習」と称して脱いだ巫女装束の着付けをさせられるのね。
先輩を憎からず思ってる主人公は当然、困惑するわときめくわで内心大変なことになってるんだけど、
実はこの「練習」ってのは、この先輩が、主人公と正反対のDQNな彼氏とラブホへ行って処女を捨てる、その時の為の練習だった……という話。

その背後に、主人公と先輩の間に、社会的な格差っぽいもの
(主人公は地元を離れて大学に行こうとしているが、先輩は過食症で働けない母親を抱えてて、否応なく地元に就職するしかない)
があるっぽい描写があったりもするんだけど、
30分しかない尺ではいかんせん尻切れトンボな感…

山田くんはその「先輩のDQNな彼氏」役で、主人公が先輩に装束着せ終わったとこで登場、
二人から装束の着つけを教わるものの、俺は脱がせてヤれりゃいーんだ的にやる気なく、
挙げ句主人公に「お前も来い、俺の後でヤラせてやるよ」とか言い出したりで、
ブチ切れた主人公が彼氏に掴みかかるもあっさりヤラれたとこでENDマーク、という。

金髪の山田くんのDQN演技は上手かったんじゃね？と思うものの、
先輩がなんでそんな男と寝ようとしてんのか(自分の境遇に絶望してるとはいえ)よくわかんねえし、
そもそも女の友人とかじゃなく主人公に「練習」頼む神経はもっとわからん、
ってあたりで、俺にはなんだかなーな話でした…長い話の途中だけ見せられたような気分なんで、役者とかじゃなく脚本と尺が問題な気がする。