【Replyにしない】【今日は8月15日】
あー、俺も似たような話を読んだことがある。
旧日本軍のエースパイロットで戦後まで生き残った人
(坂井三郎さんだったか岩本徹三さんだったかその他の人だったか、は忘れてしまったけど)の話で、
「敵機を撃墜すると、その瞬間はやった!と思ったりもするけど、墜ちていく敵機の機窓にパイロットの姿が見えたりするとそんな気持ちは消えて、可哀想なことをした、明日は我が身かも知れないという思いが強くなってくる」
みたいなこと言ってたのを。
直接恨みや因縁があるわけでもない、ほとんど通りすがりに等しいような赤の他人の命を奪わなくてはならなくなる、って、
大抵の人間にとってはやっぱ、無茶苦茶しんどい事なんじゃないかなあと思う。
戦争で、戦闘員として前線に送られるってのは、まさにそういう事な訳ですけど。
ちなみに、俺の記憶が正しければ、撃墜王と謳われた人の中で、確か岩本さんは戦後、酒びたりで職を転々をする不遇の時期を過ごしてたらしい。
……それって今だったら戦時PTSDを疑われるとこなんじゃないだろうか。「アメリカン・スナイパー」みたいな(映画見てないけど)。
