ゴーバスの三人も「戦う事を強いられた子供(の成れの果て)」だった訳だけど、あの話は「失われたものは("子供時代"を含め)戻らない、けど、これからの未来に夢を見たり、それを叶えていったりすることはできるよ!」ってオチだったと思うんだよね
(で、その「かつての子供たちに残された未来」を命がけで守り抜いた"大人"の代表が多分陣ちゃんだ)。
そのあたり、トッキュウの方が「子供が、子供のまま大事にされる」事に重きを置いているのかな、と。
愛し方、というか他者との関わり方がよく分からないまま一人ぼっちで消えてったエンターに対し、
殺される事なく、グリッタちゃんと一緒に闇の中に帰っていくことができたゼッドは遥かに救われてる気がするし
(ノアとシュバルツはともかく、ネロとモルクには復活の可能性がある気もするしさ)、
明くんも「死に場所」じゃなく「生きる場所」って言い始めたってあたり、
なんかどんどん世の中が殺伐としていくような気がする中で子供が見る番組としては、悪くないオチだったかもなあ、と思います。
グリッタちゃんがあれだけひどい目に合わされ続けてなお、誰にも怒りや恨みを向けない、ってとこだけはちょっと「無理ゲーだろこれ……」とか思わないでもないですがねー
