楠田さんへのお返事が延び延びに……すみませんすみません。
細々と論理立てて書こうとしても、俺のアタマじゃさっぱり上手く行かないので、ざっくり俺が思うとこだけ書かせて頂くと、
イスラム原理主義がなんであんなにのさばってんの?って事の背景には、楠田さんもご指摘の通り、欧州(だけじゃないけど)に根強い、ムスリムあるいは中東~アフリカからの移民に対する根強い差別(は格差や貧困を産むわけで)の存在があるよね、ってことで、
それはシャルリー・エブド事件の犯人がどういう人たちだったか?って事に端的に現れてんじゃないかと俺は思うわけです。
仕事はないわ差別はされるわ、の上に自分の信仰を小馬鹿にされた(と思っちゃった)ら、そりゃキレる奴もいるだろうし
(だからってテロやっていい訳ないですが)、
自分のプライドを保つ為に、一層その信仰にのめり込んだり、異教徒をDisる側に回っちゃったりもするかも知れんよなあ、と。
で、もう一個気にした方がいいんじゃね?と俺が思うのは、
この間ヨルダンで処刑された自爆テロ(未遂)の実行犯、リシャウイ死刑囚って人が、どんな人生を送って来たおばちゃんだったかって事なんですよ。
読み書きができないらしいあのおばちゃんは、アルカイダに参加してた自分の旦那と兄弟を米軍の空爆で亡くしてるらしい。
もちろん、だからってテロやっていい訳な(ryですが、でも、
「『憎悪の連鎖』をいつまで引っ張るの?どっかで誰かが止めなきゃマズくね?」とか、
「もし彼女に多少なりとも学があったなら同じ選択したのかなー、そこまで自暴自棄になったかなー、ってかアルカイダの嫁になったか?」
とかって気もする話だとは思うのです。もう処刑されちゃってるけどね(*sigh*)。
その辺全部すっ飛ばしてエボラ撒くとかまさに「憎悪の連鎖」、非建設的にも程があんだろーが、と思うのですよ。
