って、「昨日(12/10)見た」の断り入れるの忘れちゃった映画『カミングアウト』ですが。
「ゴーバスターズの森下オペ役だった高橋くんが映画でゲイ大学生の役やる、だと?……そりゃ俺は見ておくべきか……?」ってことで見てきたわけです
(ついでにウィザードで凛子ちゃん役だった高山さんもノンケ女子大生役で出てましたが)。
映画全体の出来としては、酷くはないけどなんつーか、硬いっつーか説明的すぎる感じはしたかなー。真面目に作ったのはよく分かるけど、「この世の中でゲイ(セクマイ)がどんな思いをしながら生きてんのか」を、台詞というか言葉でつらつら説明するんじゃなくて、なんつーかもっと非言語的なとこで描写して欲しかったと思うのですよ。
ただ、この「台詞ばかりが前面に出ちゃってる感」、この作品だけに限らず、なんか邦画とか日本の演劇とか見てるとたまに感じることのよーな気もするんだよねー。うーむ。
あ、で、その意味では、主演の高橋くんの頑張りは感じられました。「あー、なんかこういう子二丁目歩いてそうかも」とは思えたし、密かに思いを寄せてるノンケの親友を見つめる視線にも、雰囲気はあったので。高山さんもウィザードの時よりはかなり若く(幼く)見えたなあ、ちゃんと。
あと、ロケ地が割と俺の生活圏内だったのにはウケました(笑)。二丁目がっていうより、高円寺駅前~庚申通りがね(笑)。夕べもここ通ったよ!的な。大学のキャンパスはどこなんだろ、ひょっとしたら中野だったりするんでしょうかねー。
それから、エンドクレジットの「協力」んとこに、aktaとか某中野区議とかすずやのご令息さんとかの、セクマイ界のメジャーどころ(なんだそりゃ)の名前に並んで、say-01姐さんとこのNPOの名前があって「おおっ!」となりましたですよ。ギョーカイは広いようで狭い、のかしら(笑)。
