【Replyにしない】
デル・トロ出演作品あんまり見てる訳じゃないでアレですが、ゲバラ演じた奴は前編と後編で話の雰囲気が全く違ってて
(前編にはある意味少年ジャンプ的とも言えそうな高揚感が強いけど、後編はただひたすら悲劇に向かってくからなあ、史実だから仕方ないけど)、
なおかつ2つ合わせるとかなりの長丁場になるので、尻込みするのは分からなくもないような。
前後編のどっちかだけ見るのもなんだかねえ?って気分になるしね。
で、俺に取って印象深いのはむしろ後編だったりはします。
なぜゲバラは自ら勝ち取った平穏を捨てて、再び戦場に飛び込んじゃったのか、みたいなとこについて色々考えさせられたので。
あれ、「未だ抑圧のもとにあるボリビア人民の為に」ってのは嘘じゃない、けど、それだけではなくてなんつーかもっと後ろ暗いもの、人間の持つ(持ち得る)闇の部分に根差した欲望から、って気がすごくしたんだよなあ。で、その「闇」の匂いは、デル・トロの演技からも醸し出されていた、ような。
まあ、ゲバラ映画(ジャンルかよ)としては、革命家になる前の話である「モーターサイクル・ダイアリーズ」の方が好きなんですけどね、俺。
凄くいい青春映画だと思うし、ヤング・ゲバラ役のガエル・ガルシア・ベルナルが可愛いよ。
